デザインが良くなったらどうなるの? #47

株式会社NASUのメールマガジン
株式会社NASU 2026.06.09
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おはようございます。株式会社NASUです。6月に入り、梅雨の季節となりました。雨の日が増え、空気にしっとりとした湿り気を感じるようになってきました。天気が不安定な日が続くと、気圧の変化などで体調を崩しやすい時期でもありますので、どうぞ無理なくお過ごしくださいませ。本日もデザインにまつわるコラムをお届けしますので、ぜひお楽しみください。

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今週のテーマ:

01 | 前田高志がデザインの考え方・視点を伝える:「光を放つ」デザインとは?/AI時代だからこそ、脳と向き合う

02 | 世の中のデザインを深掘りする:ほっかほっか亭の50周年企画から、いいPRの条件を考えた

03 | NASUのデザイン、その意図と狙い:「フォントはグラフィックデザインへの興味の扉を開く鍵」を伝えるデザイン FONT BAR(フォントバー)

04 | デザインの疑問に一問一答!:Q:若い頃、社内にベテランデザイナーやベテラン社員がいる中で、自分の武器をどう見つけていきましたか?

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01 | 前田高志がデザインの考え方・視点を伝える

「光を放つ」デザインとは?

いいデザインを定義するとき、僕はいつも2つの視点で考えています。

ひとつは、「筋が通っているか?」もうひとつは、「光を放っているか?」前者はロジックです。なぜその形なのか。なぜその色なのか。なぜその表現なのか。ちゃんと説明できること。

一方で後者は少し感覚的です。見た瞬間に手が止まる。「なにこれ!」と気になる。思わず見入ってしまう。そんな、人の心をつかむ力です。最近、その「光」の正体について考えるきっかけになるデザインを見ました。

『チルド』という映画のビジュアルです。普通なら、主演俳優の顔をもっと大きく見せたくなるはずです。誰が出ているのか分かりやすいし、ファンも喜ぶ。宣伝として考えれば、その方が合理的かもしれません。

でもそのビジュアルは違いました。顔の情報をあえて抑えていたのです。誰が出ているのかよりも、どんな空気をまとった作品なのか。その情緒を優先しているように見えました。

すると不思議なことが起きます。「なんか気になる」「なんか素敵」そんな感情が先に立ち上がるのです。

ここに、僕が考える「光を放つデザイン」のヒントがあります。情報を増やすと、理解しやすくなる。でも情報を減らすと、情緒が立ち上がる。光を放つデザインは、後者をうまく使っています。

実は最近見たゴルフのトロフィーにも同じことを感じました。普通ならゴルファーの像やボールをそのまま表現するところを、そのトロフィーはボールを打つ瞬間だけを抽象化して造形にしていました。ゴルファーの姿はありません。

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  • AI時代だからこそ、脳と向き合う
  • ほっかほっか亭の50周年企画から、いいPRの条件を考えた
  • フォントは「グラフィックデザインへの興味の扉を開く鍵」ということを伝えるデザイン FONT BAR(フォントバー)
  • Q:若い頃、社内にベテランデザイナーやベテラン社員がいる中で、自分の武器をどう見つけていきましたか?
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