デザインが良くなったらどうなるの? #20
おはようございます! 株式会社NASUです。本日もビジネス視点でのデザインのお話しを配信する予定でした。しかし、書籍の入稿やクライアントワークが重なり、どうしても新しいコンテンツを作成する時間を捻出できませんでした。申し訳ありません。そこで、今回は過去19回の配信の中から、特におすすめの会を組み合わせた配信とさせてください。もちろん、次回からはまた新しいコンテンツをお届けします。
今週のテーマ:
01 | 前田高志がデザインの考え方・視点を伝える:
Amazonロゴのリファインに学ぶブランド進化のヒント
02 | 世の中のデザインを深掘りする:
ピンチはクイズ、ピンチの時こそいいクリエイティブが生まれる
03 | NASUのデザインが生んだビジネスの変化:
リブランディングに向けて一度フラットにしたい
04 | デザインの疑問に一問一答!:
Q:会社のロゴでグッズを作ったのですが、なんかおしゃれになりません。コツはありますか?
01 | 前田高志がデザインの考え方・視点を伝える
Amazonロゴのリファインに学ぶブランド進化のヒント
(執筆 : 前田高志)
どうも!前田高志です。少し前に、Amazonのロゴがリファインされました。これを見てハッとしました。「こうあるべきやんなぁ」と。文字間を詰めて矢印も太くカーブも調整し、一体感が増している。シンプルながら洗練された印象に変わっています。この変化には、ビジネスの観点で見逃せない学びがあります。
なぜリファインが必要なのか?

(Andreas Stormさんの投稿画像をお借りしました。)
これまでのロゴは今から約25年前、2000年に作られたものです。「AからZまで揃う」という意味を込めた矢印が特徴でしたが、今やそのメッセージは十分に浸透しています。顧客に新鮮さを感じさせ、テクノロジー企業らしい進化を示すため、次のステップとしてデザインが見直されたのです。ちょっと遅かったくらいに感じてしまった。古びるリスクを避けることが、企業の競争力を保つ鍵となります。
また、今回の変更でロゴはよりシンボル化されました。AppleやNike、スターバックス、マクドナルドなどと同様、視覚的に簡潔なデザインは、情報伝達を速め、ブランド認知をさらに高める効果があります。将来的には矢印だけになるでしょうね。Amazonアプリはもう矢印だけです。
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- ピンチはクイズ、ピンチの時こそいいクリエイティブが生まれる
- リブランディングに向けて一度フラットにしたい
- Q:会社のロゴでグッズを作ったのですが、なんかおしゃれになりません。コツはありますか?
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