デザインが良くなったらどうなるの? #26

株式会社NASUのメールマガジン
株式会社NASU 2025.08.19
読者限定

おはようございます、株式会社NASUです。お盆休みも終わって、少しずついつものペースが戻ってきましたね。とはいえ、まだまだ暑さは続きそう…。大阪のNASUオフィス周辺も、連日じりじりとした残暑です。みなさんも無理せず、水分をしっかりとっていきましょう!それでは今日も、実務で役立つデザインの話をお届けします。感想や質問もお気軽にどうぞ◎

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お知らせです

“24時間デザインです!”LIVE 〜デザインがあれば大丈夫フェス〜 開催します!

NASUではこの夏、本気のお祭り「“24時間デザインです!”LIVE〜デザインがあれば大丈夫フェス〜」を開催します。

本企画は、テレビ番組的なものを24時間ノンストップで配信します。アーカイブも残るので、24時間ぶっ通しで視聴できなくても後から見れます。

デザイナーの人だけじゃなく、デザインに興味がある人にもデザインの力を知ってもらうきっかけになればと考えています。デザインを楽しみたい方はどなたでもぜひご参加ください。

●日時

2025年8月30日(土)21時〜8月31日(日)22時

※途中参加、途中退席可

●配信

株式会社NASU 公式Xとウェビナー(Peatixよりお申し込み)にて配信予定

時間になりましたら「イベントに参加」ボタンを押していただくと視聴することができます。

※ Peatixにお申し込みいただいた方には、後日アーカイブをお送りします(視聴期限:送付から1ヶ月)。

●参加費

無料でご参加いただけます

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今週のテーマ:

01 | 前田高志がデザインの考え方・視点を伝える:
BOSSジャン×ドラクエ広告から思う、 やりきるデザインの魅力

02 | 世の中のデザインを深掘りする:
「ヤエスパブリック」に学ぶ、商業デザインの割り切りと設計力

03 | NASUのデザイン、その意図と狙い:
「これまでの「ビジネスらしさ」とは違う、未来を感じさせるデザイン」株式会社REAL VALUE

04 | デザインの疑問に一問一答!:
Q:悪くはないんだけど、正直ダサい気がする…。でも自分は非デザイナーだから、どう指摘したらいいかわからない。こんな時、どう伝えればいいですか?

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01 | 前田高志がデザインの考え方・視点を伝える

BOSSジャン×ドラクエ広告から思う、 やりきるデザインの魅力

(執筆 : 前田高志)

「やりすぎてるよね、これ(笑)」 最初にそのTシャツを見たとき、僕の口から出たのはそんな言葉だった。

ドラゴンクエストをやったことのある人なら、ひと目でわかる。「あ、これが勇者の服だ!」と。鳥山明さんが描いた、あのパッケージのイラストに出てくる服だ。しかも、勇者だけでなく職業全てだ。遊び人いいなぁ。この服は、当時ゲーム内ではそこまで描き込まれていないけれど、あのパッケージの印象があまりにも強い。僕がドラクエ3をプレイしたのは小6、11歳のとき。あれからデザインは変わっていない。37年経った今でも鮮明に覚えている。

これまでのTシャツやノベルティって、ちょっと普段使いできそうな、オシャレ寄りのものが多かったと思う。でも、これは違う。半端にエッセンスを抽出してオシャレに仕上げることなく、「やりきった」デザイン。まるでコンビニの一番くじの景品のような、ファンの中のファンに向けたアイテムだ。そうなると、もっと陰影のあるリアルタッチでもよかったのかな?そこはやはりTシャツというプロダクトとして今のタッチに着地したのかも。

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続きは、4531文字あります。
  • 「ヤエスパブリック」に学ぶ、商業デザインの割り切りと設計力
  • 「これまでの「ビジネスらしさ」とは違う、未来を感じさせるデザイン」株式会社REAL VALUE
  • Q:悪くはないんだけど、正直ダサい気がする…。でも自分は非デザイナーだから、どう指摘したらいいかわからない。こんな時、どう伝えればいいですか?
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