デザインが良くなったらどうなるの? #10

株式会社NASUのメールマガジン
株式会社NASU 2025.04.02
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おはようございます、株式会社NASUです。新年明けましておめでとうございます! 今年もNASUではビジネスパーソン向けに「デザインをよくすることがビジネスにどう影響するのか?」をお伝えしていきます。本年もよろしくお願いいたします。

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今週のテーマ:

01 | 前田高志がデザインの考え方・視点を伝える:
2025年、発信力を武器にする年にしませんか?

02 | 世の中のデザインを深掘りする:
プレゼンをデザインする

03 | NASUのデザインが生んだビジネスの変化:
リブランディングに向けて一度フラットにしたい

04 | デザインの疑問に一問一答!:
Q: デザイン修正が多くなるのを防ぐために、最初に何を伝えるべきでしょうか?

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01 | 前田高志がデザインの考え方・視点を伝える

2025年、発信力を武器にする年にしませんか?

(執筆 : 前田高志)

前田高志です。新年あけましておめでとうございます!

今年もデザインを思いっきり楽しむ一年にしていきます。2025年のテーマはズバリ—『作る』。作る時間を作る、環境を作る、そして価値を作る。そんな一年にしていきたいと思っています。

さて、昨年末、僕は初めて「発信」について語る機会をいただきました。これまでデザインについて話すことは多かったですが、今回は発信がテーマ。僕はよく「発信が上手」と評価されます。「デザインより発信の方が上手い」ってこと?と疑ってしまいますが、発信もデザインなんですよね。若いデザイナーの方が僕より上手い。僕はマネしているだけで、正直フォロワー数は彼らほど多くありません。それでも、僕の発信がなぜか響き、SNSやブログを通じて多くの反応やご依頼をいただいています。ある書籍の出版関係者から聞いた話ですが、腕のあるベテランデザイナーが仕事が減り始めていて、発信の勉強として僕の活動を参考にしているそうです。

年齢が近い僕のほうが参考になるのかも知れません。昨年末には、SNSで「奇跡的にWebデザイナーの手が空いています」と投稿したところ、その投稿がきっかけで新しい仕事の受注につながりました。過去には、こんな投稿もしたことがあるくらいです。

発信を通じて得られるのは仕事だけではありません。同じ価値観や趣味を持つ人たちとの出会いや、共感から生まれる面白い企画など、色濃く楽しい世界が広がります。

発信のコツはシンプルです。

僕が大切にしているのは「街を作るのではなく、村を作る」という考え方。知らない人と無表情ですれ違う街よりも、知っている人と出会って挨拶できる村を目指す。自分の好きなこと、価値観、考えを正直にさらけ出すことが大事です。時には失敗も共有することで、「この人の考えに共感できる」と思ってくれる人が自然と集まります。

「10人中1人が自分を見てくれる。それで十分、それがいい。」そう思えるようになったら、発信がもっと楽しくなるはずです。2025年、僕はさらに自分らしい村作りを続けていきたいと思っています。フォロワーを増やすことよりも、濃くする。インフルエンサーより、村長の時代です。

あなたも、発信に力を入れてみませんか?

発信の核になる「在り方」は、デザインの力でサポートできます。例えば、企業の価値観をわかりやすく可視化するお手伝いをしたり、コンテンツの方向性を整理することも可能です。

2025年も、一緒に価値(勝ち)を作り上げていきましょう!

株式会社NASU前田高志

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続きは、5219文字あります。
  • プレゼンをデザインする
  • リブランディングに向けて一度フラットにしたい
  • Q: デザイン修正が多くなるのを防ぐために、最初に何を伝えるべきでしょうか?
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