デザインが良くなったらどうなるの? #18

株式会社NASUのメールマガジン
株式会社NASU 2025.04.30
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おはようございます。株式会社NASUです。5月も今日で締めくくりですが、初夏の陽気とは裏腹に、朝晩はまだ肌寒さを感じる日が続いていますね。体調を崩しやすい時期でもありますので、どうぞご自愛ください。本日も、ビジネスパーソンの皆さまに向けて「実務に活かせるデザインの知識」をお届けします。ぜひ最後までご覧いただき、お仕事にお役立ていただければ幸いです。

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今週のテーマ:

01 | 前田高志がデザインの考え方・視点を伝える:「すべての出発点は感受性」

02 | 世の中のデザインを深掘りする:カレッジオブデザインに期待するもの、危惧するもの

03 | NASUのデザインが生んだビジネスの変化:届くと明るい気持ちに。思わず開けたくなる封筒デザイン 株式会社ベネッセコーポレーション

04 | デザインの疑問に一問一答!:Q:デザインにお金を出せない人へ、どう意識を変えるか?

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01 | 前田高志がデザインの考え方・視点を伝える

すべての出発点は感受性

(執筆 : 前田高志)

こんにちは、NASUの前田です。

今日のテーマは「すべての出発点は感受性」。
Threads を眺めていたとき、「これが商売の天才かよ」とつぶやかれた投稿に目が留まりました。
割れたお皿を「金継ぎ練習用」としてメルカリで販売していたというのです。

https://www.threads.com/@flyd2069 さんの投稿より引用

https://www.threads.com/@flyd2069 さんの投稿より引用

割れた皿は普通ならゴミ。しかし「金継ぎ練習用」と言い換えただけで、
その魅力度が跳ね上がる。
しかも粉々ではなく、パリッときれいに割れているため修復しやすい──
まさに新しい価値の創出です。ここで鍵になるのが 「シニフィアン/シニフィエ」 の関係。

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続きは、5287文字あります。
  • カレッジオブデザインに期待するもの、危惧するもの
  • 届くと明るい気持ちに。思わず開けたくなる封筒デザイン 株式会社ベネッセコーポレーション
  • Q: デザインにお金を出せない人へ、どう意識を変えるか?
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